断っておきながらランチにデザート

生きていく上で、「幸せ」の意味合いってなんなんだろう。興味無いって思う?「化粧師」は、君にとって何なんだろう。

ぽかぽかした大安の夕方は食事を

本日の体育はポートボールだった。
少年は、球技は苦手なので、つまらなそうに運動着に着替えていた。
きっと今日は、運動神経バツグンのケンイチ君が活躍するんだろう。
今日はきっと、運動は何でもこなすケンイチ君が活躍するのだろう。
ということは、少年が恋しているフーコちゃんは、ケンイチ君を見つめることになるのだろう。
少年は空を仰いで体操帽子をかぶると、体育の場へと小走りで出て行った。
だけどフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなく、少年の方を何度も見てたのを、少年は気がつかなかった。

余裕で跳ねるあいつとアスファルトの匂い
時は金なりというのは、的確な格言で、ぼやーっとしていると、本当にあっという間に自由な時間が無くなる。
今よりも早く作業も締め切り前の報告書も終わらせることが出来れば、その他の事の方に必要な時間を回せば効率がいいのに。
掃除をしたり、長風呂したり、料理をしたり、雑誌を読んでみたり。
そう思ったので、近頃はテキパキ取り掛かろうと頑張っているが、どれだけ出来るのか。

気どりながら走る彼と草原

職場で親しくなったお姉さんがいる。
変わった方で、その話がいつも興味深かった。
おまけに彼女は資格マニアだということ。
保育士免許、ネイリスト検定2級、インテリアコーディネイター。
TOEIC800点、フランス語検定2級、元スチュワーデス。
公認会計士もパスしていると聞いたような。
さすがにこれを幼馴染に話してみたところ、君の聞き間違いもあり得ると思う、など言われたけれど。
彼女は、二まわり年上の部長と職場結婚で寿退社していった。

風の無い土曜の午前に食事を
山梨県甲府市は果物王国と言われるくらい、果物の生産が行われている。
日本には珍しい内陸県で富士山などの山脈に囲まれている。
そのために、漁業もできなければ、米の栽培もまったく盛んではない。
なので、山梨県を治めていた柳沢吉保が、フルーツ栽培をすすめたのだ。
他県よりも名産が欲しかったんだと思う。
大きな盆地の、水はけのよさと、山国ならではの寒暖の差はみずみずしい果物を生産する。

具合悪そうに歌う彼女とぬるいビール

現在のネイルブースは、ジェルなど、かなり高い技術が使用されているみたいだ。
少しだけサービスしてもらえるインビをいただいたので来店してみた。
私は、色や雰囲気に関して、優柔不断なので、デザインを伝えるのに時間がかかった。
小指と薬指に、簡単なネイルアートをしていただいて、凄くご機嫌になれた。

のめり込んで走る彼女とオレ
梅雨も終わり、今日蝉が鳴いているのを聞いて、少年は「今年も夏になったなぁ。」と思った。
あと10日ほどで夏休みという休みの日のお昼前、少年は縁側で入道雲を見ながらアイスを舐めていた。
頭の上では風鈴がときどき小気味いい音を立てていた。
朝から日が強く、日差しが座った少年の足を照りつける。
少年は半ズボンだった。
汗が顔を伝って流れ、アイスも溶けて垂れてきた。
少年は、近所の市民プールのオープンを楽しみにしていた。

薄暗い仏滅の夕暮れは座ったままで

昔の時、株に関心をもって、買いたいとおもったことがあったけれども、しかし、たいしたお金ももっていないので、買うことが出来る銘柄は限られていたから、あまり魅力的ではなかった。
デイトレードにも興味があったのだけれど、頑張って稼いだお金があっさりと減るのが嫌で、購入できなかった。
証券会社に口座は開設して、銀行口座から動かして入れて、クリック一つ押すだけで購入できる状態に準備までしたけれど、怖くて買うことが出来なかった。
せいいっぱい、働いて稼いだお金だから、他の人から見たら少なくてもでも少なくなるのは恐怖だ。
でも一回くらいは買ってみたい。

目を閉じて踊る家族と紅葉の山
「今日の夕飯はカレーよ。」
少年は母親のその言葉を聞いて、無意識に顔をほころばせた。
少年は小学校から帰って、居間でダラダラとテレビを見ていた。
今日は格別に西日が暑い。
窓際では風鈴がときおり鳴っていた。
テレビでは、昔のなつかしアニメを放映していた。
今日のアニメは「一休さん」だ。
こんなにも頭脳明晰な少年が今いたら、学校のテストなんて簡単なんだろうな、と少年は考えていた。
だけど、台所からカレーのいい匂いが香って来たとき、少年はアニメのことは考えてはいなかった。

笑顔で吠える姉ちゃんと公園の噴水

村上春樹の本が読みやすいと、読書が好きな人々のお勧めを聞いて、手に取ったのがノルウェイの森だ。
この作品は、日本だけでなく海外でも多くの人に親しまれ、松山ケンイチさん主演での映画化もされた。
この人の小説は、会話が面白く、どんどん読めてしまうところが良いと思う。
直子と緑との間でゆれる、主役のワタナベは、まるで生死の間でゆれているよう。
そういった骨組みを無視して読んでも2人の女性は素敵だと思う。
で、特攻隊や永沢さんやレイコさんという役が加わる。
全て魅力がありなにかしら陰の部分を持ちあわせている。
もう何年も前に読んだ作品だが、無性にあのシーンが読みたい!と思い、ページをめくったことが何回もある作品。
ワタナベは直子に、「私のお願いをふたつきいてくれる?」といわれ「みっつ聞くよ」と答える。
村上春樹ってこんな人なのかな?と感じた部分。
そして、直子がちょっとだけうらやましくなった。

薄暗い月曜の夜に椅子に座る
喜ばれるプレゼントを思いつかなくてはと思っている。
結婚記念日が近くて、嫁に良いプレゼントを渡したいのだがめっちゃ良い案がうかばない。
妻になんか手に入れたいものがあれば、話は早いが、あまり、物を欲しがる気持ちが存在しないので、気に入りそうなものが思いうかばない。
だけれど、内緒で欲しい物を考えて驚かせたい。

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